モレスコの研究開発

MORESCOグループの研究開発活動

「こんな製品があったら」と出会いを新製品に込めて

当社の製品が利用されている業界は自動車、工作機械、鉄鋼、化粧品、衛生製品、半導体、磁気記録メディア、など多岐にわたっています。

MORESCOはこのような業界の皆様から寄せられる、「こんな製品があったらいいな!」といった声を製品に作り込んでまいりました。

多彩な技術

我々は分子蒸留により高精製された真空ポンプ油の開発により真空技術を学び、水とグリコールを基材にした「燃えない作動油」の開発を皮切りに水系工業用潤滑油(水溶性切削油、ダイキャスト用離型剤・潤滑剤、等)の基礎を築きました。また、鉱物油のスルホン化精製から得られる「人にやさしいオイル」流動パラフィンの事業化によって食品添加物として認められる安全性の非常に高い潤滑油の製造/管理技術を完成いたしました。

副生するスルホネートはアニオン系界面活性剤として金属加工油剤の乳化・分散に活かされています。

一方、事業の多様化を図る目的でスタートした脱潤滑油製品ホットメルト接着剤は現在、紙おむつを中心とした衛生材料用途で成長を続けております。ホットメルト接着剤の開発過程で得られた高分子材料の利用技術は様々な用途に向けての製品開発に役立っております。

合成の世界

水と油と高分子を駆使するMORESCOの製品開発の歴史の端緒を紹介させて頂きましたが、忘れてはならないのが合成潤滑油の分野です。

真空ポンプ油の耐熱・耐酸化安定性を改良する目的で開発したフェニルエーテル系合成油は現在、自動車用の耐熱グリス基油として成長しつづけており、また過去に半導体製造工程で不可欠な真空ポンプ油として開発したホスファゼン系合成潤滑油はハードディスク表面潤滑剤に変身し、ナノ領域での潤滑剤として世界に拡がりを見せています。

明日に向かって

MORESCOの技術は水と油と高分子、更には光触媒や微生物という新材料を加え、「環境関連分野」と「情報関連分野」を重点に21世紀の「ユーザーのための研究開発」にチャレンジします。

世界中のお客さまとの対話を大切にし、不可能と思える事象をコントロールすることにより新しい機能、新製品を提供して行きたいと考えております。

今、私達が挑戦している研究開発テーマと新製品(1)

環境関連分野

ゴミゼロ ホットメルト接着剤
  • プラスチックパックを使用しない粘着剤
  • 包装材を剥がす手間を省き、作業性アップに貢献
シンセティック型水溶性切削油
  • 工作機械から潤滑油が混入しても切削油は常に透明
  • 腐敗や劣化を防ぎ、ロングライフ化と工場美化を実現
水浄化装置・システム
  • 光触媒式病害防除装置
  • 促進酸化(UV、酸化剤)により廃棄物ゼロを目指す廃水処理装置
微生物による有機物分解
  • 微生物利用により環境にやさしい生物処理システムを提案
今、私達が挑戦している研究開発のテーマと新製品(2)

情報機器関連分野

ハードディスク用表面潤滑剤
  • ホスファゼンとフッ素系オリゴマーからなる合成潤滑油を炭酸超臨界抽出により超精製した潤滑剤( A20H シリーズ )
  • ハードディスクの記録密度向上と信頼性アップに貢献

ハードディスク基板研磨用添加剤

各種研磨技術のノウハウを活用し、研磨砥粒と組み合わせて
用いる添加剤(Dシリーズ、Siシリーズ)
基盤表面の平滑化による品質・収率の向上に貢献

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